フィリピンに関する出来事

フィリピンに関わる業務を行なう日常や巷のニュースから気づいたこと。
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フィリピン人との結婚−CFOにおける問題発生事例
JUGEMテーマ:ビジネス 

 フィリピン人がフィリピンにおいて外国人と結婚した後、外国人配偶者と生活するために国外に出国する際には、事前にCFOという機関においてセミナーを受講しなくてはなりません。これまでマニラ2箇所、セブ1箇所にてセミナー会場が有ったのですが、しばらく前からマニラでは1箇所に集約されてセミナーが開かれています。最近そこで日本人と結婚したフィリピン人に対するちょっとした問題が起きています。

 日本人にはミドルネームという概念が有りませんが、フィリピンでは当然に存在しています。このミドルネームというのはフィリピンでは、母親の旧姓を指しています。出生の段階で、結婚した両親から生まれれば、ラストネームに父親の姓を用い、ミドルネームに母親の旧姓を用いるものです。また、結婚をすれば、これまで使用してきたラストネーム(父親の姓)をミドルネームとし、結婚した夫の姓をラストネームとして使用します。CFOで起きている問題というのはこのミドルネームの扱いです。通常フィリピンで結婚をする際には、婚姻許可証や婚姻証明書には日本人の氏名としてファーストネーム(名)とラストネーム(姓)を当然に使用し、その箇所にしか記入をしません。しかし、最近CFOではこの日本人のミドルネーム、要は婚姻前の母親の姓を要求します。過去のCFOでは、単に口頭で確認するだけでよかったのですが、最近は両親の戸籍謄本(翻訳文付き)を持ってきて証明するように要求したり、最悪な担当者に当ってしまった場合には結婚地のCivil Registrar Officeにて婚姻証明書の日本人配偶者のミドルネーム欄に母親の旧姓を書き入れるように訂正を求めたりします。

 婚姻証明書の訂正となると来日までに更に時間がかかるため、CFOに電話を入れて是正を求めてみましたが、やはり埒が明きません。CFOのサイトにセミナー部門の責任者として名前が出ている人物に電話をして問題点を指摘しましたが、その方曰く「ミドルネーム(母親の姓)は、それを確認できなかったために問題が発生した事例があり、以来ミドルネームを確認するようにしている。単に戸籍謄本を持ってきて証明すればよい。また、各担当者が責任を持って手続きをやっており、(私が名指しした)担当者はこれまで10年ほどこの業務に従事しているので問題を指摘されるようなことがあるはずが無い。問題といわれるようなことが有れば当事者本人が担当者に直接話をするように。」とのことでした。実際当事者が担当者に話をしても、「議員が文句を言ってこようが、自分は一切方針を変える気は無い。」と言われたそうです。問題は、担当者によって方針が違うことです。ある方は、夫の両親の戸籍謄本を要求されること無く、手続きを終えた方もおられます。この辺は今後何らかの形で方針転換もしくはミドルネーム取扱に関するガイドライン提示などの措置を要求していきたいと思います。

 
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LCCでマニラまで2000円

 今話題のLCC、格安航空便ですが、3月26日からジェットスターが、成田⇔マニラ、関空⇔マニラを就航するそうで、今何と片道2000円〜でチケットを販売しています。

 実際に予約しようと試みたところ、私の設定した日程(関空⇔マニラ、4月9日→4月16日)では最低22650円で往復できる事がわかりました。しかし、私は、この間子供の入学式もあるので、購入は断念しました。

JETSTARホームページ

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偽装結婚を手引きする日本人が入管に捕まる―フィリピン入管のニュース
2011年2月1日付けフィリピン入国管理局ウェブサイトより

「入国管理局は、フィリピン人女性の日本滞在を可能にするため日本人男性との偽装結婚を手配した罪で指名手配中だった日本人逃亡者を逮捕したと発表しました。入管の担当役人であるロナルドレデスマによると、1月24日にマニラ市イントラムロスの入管メインオフィスに期限切れのビザを更新しようと訪れたフジイヨシフミ(49歳)を逮捕し、今後国外退去を命じる予定であるとのことです。
入管インターポールユニットは、日本の警察庁及び東京のインターポールの要求に基づき、入管委員会が国外退去命令を発行した後に、フジイを逮捕しました。レデスマによると、「愛知県警及び東京のインターポールから来た担当官のチームは、すぐに来比し、逃亡者を日本へ連行するだろう。」、また「彼はブラックリストに記載され、今後フィリピンへの入国を禁止されることとなる。」ということです。
レデスマによると、事前に日本大使館はフジイのパスポートを取り消し、逃亡者の居場所を割り出すために入管に対して協力を要請したとのことです。大使館によると、フジイは3件の日本人男性とフィリピン人女性のエンターテイナーの偽装結婚を手配したとして訴えられているものです。
伝えられるところによると、フジイは、日本の数箇所の役所における戸籍への記載について、仲介役として行動していたようです。
愛知の警察は、昨年5月に関係者を逮捕し、偽装結婚へのフジイの関与を証明するいくつかの書類を入手したものです。
そして、公正証書原本不実記載を行った岡崎市の裁判所が、フジイの逮捕状を発行しました。
容疑者は、日本における起訴を逃れるため昨年4月にフィリピンに入国し、本国において超過滞在を続けていたものです。」


日比間には犯罪者引渡しの協定は存在しませんが、上記のような協力関係によって引き渡されることもあるわけです。小向容疑者もフィリピンで犯罪を起こせば、退去強制処分となり、フィリピン当局との連携で逮捕されることも充分に考えられます。
 
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小向容疑者がマカティに出没
今日のニュースでも小向美奈子容疑者の動向が記事となっています。芸能情報と言うよりフィリピンに関係するニュースと言うことで話題にしてみたいと思います。

昨日は闇の組織がフィリピン入国を手引きした?という記事も出ていましたが、やはりそんなこと無いようですね。何せマカティのお好み焼き店に男性と現れたようで、さらには朝のワイドショーでは店に設置された監視カメラの映像まで流れていました。現地の監視カメラの映像が日本のテレビ局へ(売り?)渡され、日本の公共電波で流されるとは、法的に問題ないのでしょうか?本人である確証もないのに堂々と映像が流されるとは危険です。

小向容疑者のフィリピン在留期限も昨日までだったそうですが、恐らく延長して滞在するつもりなのでしょう。犯罪者引渡し協定も日本とフィリピンの間には存在しないので、今度はセブ島あたりに移動して堂々とリゾートを満喫するのかも知れません。また、こんなニュースが公になればなるほど、犯罪者がフィリピンへ逃げ込むケースも増えることでしょう。
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小向美奈子がフィリピンへ
 覚せい剤取締法違反で逮捕状の出ている小向美奈子がフィリピンに潜伏しているとか。

あるニュースによるとそれも闇の組織に手引きされ海路入国したとも言われています。しかし、フィリピン入管に入国記録があるようですし、闇の組織に手引きされたのなら入国審査無しで入るのが普通だと思うのですが。

今朝のテレビのワイドショーでは、フィリピンのホテルに小向容疑者が滞在していないかと電話調査をしているシーンが見られました。100件ほど調査して、一切確認が取れなかったそうです。

またこれでフィリピンに対する悪いイメージが増えたようです。


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善良な入管職員が昇進したというニュース
Philippine Starインターネット版からの記事

フィリピン入管の担当役人であるロナルド・レデスマは、出国者が置き忘れていた10000ドルを持ち主に返却したとして、善良な職員を昇進させました。その職員にはステージ4の癌を患う母親が居たため、お金が必要ではあったものの、臆することなく返却したそうです。誠実さと深いプロ意識からでた行動は昇進に値したと言うことです。

日本なら当たり前の行動ですが、フィリピンではニュースになるほどの事件なのです。

以前、お世話になっている社長とフィリピンに行った際に、社長が好奇心から入国審査の担当官に1000円札をはさんだパスポートを渡したらどういう行動するだろうということで実行されたことがありました。担当官はチラッとお金をみたものの、何事もなかったかのように1000円札を取ることなく返してくれました。そんなことでさえ驚かされたものです。少しずつ空港も変わってきたのかと思っていたのですが、帰国時の荷物チェックのところではやっぱり「オミヤゲ」とつぶやく空港警察が居ました。何て言ったのかと聞き返そうかとも思いましたが、かわいそうなので無視しました。100円でも1000円でもあげることは簡単ですが、彼らにとってはもらうことだけ覚えて何の進歩もないので与えることはしません。女性が一人で来ることが出来るような安心できる空港になるにはまだまだ時間が掛かりそうです。

出入国カードにアキノ大統領の肖像が印刷されていたのを大統領自身が知り、全て回収させたということがありました。ちょうど就任後すぐにアメリカに行くことになったときに、空港で見つけて怒ったそうです。観光大臣が来日して観光客誘致のためにフィリピンをアピールしてますが、空港と言う外国人が最初にその国のイメージ付けをされる現場で何が起こっているか知らない状態では実現困難だと思います。

昨日も日本人がマニラで射殺されました。フィリピンが外国人にとってより行きやすい住みやすい国になることを心から祈っています。
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フィリピン永住ビザ
フィリピンに永住するためには一定のビザを取得している必要があります。

例えばフィリピン人配偶者がいらっしゃる方の場合は婚姻を根拠とした13(A)ビザが代表的ですし、そうでない方の場合は退職者ビザと言われるSRRVisaも有名です。

そのほかにも割当ビザ(Quota Visa)と呼ばれる、1年間で特定の国籍の50名に与えられるというビザも存在しています。これまでこのビザをフィリピン入管が乱発していたのでしょうか、10月6日付けのフィリピン入管の発表によると一時的にこのビザの発給をストップすると言うアナウンスメントが出ておりました。

フィリピン入管(Bureau of Immigration, Philippines)
こちらからアナウンスメントをご覧下さい。

これまでこのビザをめぐり汚職が行われていた可能性を示唆する内容です。今後この発給システムを改善し、新たなガイドラインを作るようです。

インターネット上で検索するとこのQuota Visaについて取得サポートをする会社もあるようですが、前述のようなアナウンスメントがフィリピン入管から出ていると言う点では確認を取られたほうが良いと思います。アキノ政権に換わり汚職排除に向けた動きが随所で出ているように感じます。

お問い合わせは info@ois-japan.com へどうぞ
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WEG-Waiver of Exclusion Ground
WEG(Waiver of Exclusion Ground)という言葉を聞かれたことはありますか?

フィリピン人の奥さんをお持ちでお子さんと共に里帰りをしようとしたときに日本の旅行代理店で航空券を購入するわけですが、その時にWEGをとっておいてくださいと言われる場合があります。どういうときに言われるかというとお子さんの日本のパスポート上の姓と奥さんのフィリピンパスポート上の姓が違う場合です。つまりお子さんは日本人父の名前だけど、奥さんは旧姓のままにしているという場合です。その他にも14歳以下の日本国籍の子供が一人でフィリピンへ渡航する場合や、両親以外の人が日本国籍の子供を連れて入国する場合も必要となります。

一時期はこの手続きについて情報が無く、出生証明書や婚姻証明書を持参して現地入管で対応してもらったりしていたのですが、今は大使館でもその情報をサイト上で公開するようになっています。

パスポートやその他の添付書類と共に「Affidavit of Support and Guarantee with Consent」という書類をフィリピン大使館に提出し、認証をもらい、フィリピン入国の際に更にフィリピン入管で手続きをしてもらいます。
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刺青チェック−最近のニュースから
先日のブログでフィリピン入国時の刺青チェックについてお話しましたが、先週のYahooニュースでこんなのが記載されていました。

日本人への脱衣要求はダメ

【マニラ5日時事】日本の暴力団員の入国を拒否しているフィリピンの入国管理局は5日、マニラ国際空港の職員に対して、暴力団の証拠とされる入れ墨の有無を調べるため、日本人入国者に着衣の一部の脱衣を求めることを禁止する通達を出した。
 暴力団とは関係ないものの、入れ墨をしていた日本人が一部の入管職員に嫌がらせを受けたり、金銭を強要されたりするケースが多々あり、こうした苦情に配慮した。
 入管局のリバナン局長は、通達に違反した空港職員に対しては厳しく対処すると指摘。重大な不法行為として行政処分を課す考えを示した。


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刺青チェック
数年前までフィリピンへ渡航されるというお客様には刺青を入れていらっしゃるか事前に確認を入れていた事がありました。当時は、フィリピンの空港へ到着すると入管審査カウンターの窓口の向こう側に数名の職員が立っていて、抜き打ちで刺青検査と称して別室へ連れて行き上半身を脱がされていたからです。私のホームページを見ていただければわかりますが、私のような風体の人物でさえ検査された事があります。当時はワンポイントのファッションタトゥーでさえAtoA(上陸させることなく出港地へ送り返し)の処分を受けていたと聞きます。

さて現在ですが、背中に龍が昇っているようなタトゥーは別ですが、ワンポイントのファッションタトゥーなら問題なく入国を認めているようです。それ以前に刺青チェックさえなくなっているような気もします。4月の渡航の時もチェックされている人いませんでした。しかし、AtoAの処分を受けた人は大変です。フィリピン入管のブラックリストに記載されているので、次回の入国はほぼ不可能となります。どうしても入国したいのであれば、一定の手続きを経て入国許可を得る必要があります。
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