フィリピンに関する出来事

フィリピンに関わる業務を行なう日常や巷のニュースから気づいたこと。
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介護ヘルパーで新日系人受入れ

新日系人に対して日本国籍取得と日本での介護ヘルパーとしての就職の援助をする福祉関連会社があるようです。

毎日jp 日比EPA:枠組みに限界 介護ヘルパー新日系人受入れ 国籍取得容易

以前同様の話を聞いたことはありますが、既に日本語教育を開始し、実現に向けて進んでいるとのことです。

これまでも新日系人については、私も現地で相談会を開き、日本人父親への接触を図ったことがあるのですが、子供の存在を認識しているものの、認知となると了承してくれる人は皆無でした。親子である確固とした証拠がある場合には、新日系人を短期滞在ビザで来日させ、日本で認知訴訟を起こすことも可能でしょうが、そのほとんどは日本人父の詳細の情報を持っていないのです。携帯電話番号しかわからない、名前しかわからないなど、調査するには相当な時間と経費が掛かるため、先に進めず断念せざるを得ないケースが多いです。

新日系人のほとんどは、エンターテイナーで来日したフィリピン人女性と日本人男性との間に出来た子供です。出会いの場所のほとんどはいわゆるフィリピンパブですので、日本人男性の身元も良く知ることなくそのような関係になってしまい、その挙句妊娠したという方が非常に多いわけです。

記事によると21人が日本語を学んでいるということですので、この子達は大変ラッキーで、恐らく父親の所在確認と親子である何らかの証拠を持っていたのでしょう。

フィリピンに10万人いるといわれる新日系人ですが、そんな子供たちには一切の責任はありません。子供たちに対するこのような取り組みは大変良いことであり、是非皆がより良い環境に身をおけるようになって欲しいものです。

私もこれまで新日系人に対する無料相談会を開いてまいりましたが、フィリピンへ行った際に毎回出来ていた訳ではありませんので、これからは渡航毎に開きこうと思います。次回の渡比は3月予定です。

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